聴覚障がい者の思いを知ろう

11月18日(木)、平岡小学校の4年生が福祉学習の一環で、聴覚障がい者の髙石さんと手話通訳者の藤堂さんからお話を聞きました。

はじめは健常者と聴覚障がい者の暮らしの違いについて考えていきました。毎朝起きるときの目覚まし時計の音が聞こえなかったり、おうちにいてもインターホンの音が聞こえなかったりと、私たちが普段当たり前に過ごしていることが当たり前ではないことを学びました。

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そこで必要となってくるのが日常生活用具。

休憩時間に近くで見たり触らせてもらったりしました。子どもたちは初めて見る用具ばかりで、こんなものがあるんだと興味関心を寄せながら見ていました。

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⇧時間や赤ちゃんの泣き声を振動で教えてくれる用具。

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⇧インターホンを光で教えてくれる用具。

 

後半の授業では、声を出さずに言葉を伝えるジェスチャーゲームをしました。

空書→身ぶり→手のひらに書く→口話の順に10人1組で進めていきますが…。

言葉を話せないとなるとなかなか伝えることができず難しかったようです。

しかし、「正解を伝える」ということが全てではなく、このゲームを通じて聴覚障がい者の気持ちを知ることができたのではないかと思いました。

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最後はグー・チョキ・パーを使った手話を一緒に覚え、手話を取り入れて挨拶をしてみました。簡単な挨拶からでもコミュニケーションが取れる機会が増えるといいですよね。私も少しずつ手話を覚えていきたいと思いました。

 

ろうあ協会の髙石さん、手話通訳者の藤堂さん、平岡小学校4年生の皆さんありがとうございました。