福祉教育 〜平荘小学校〜

 先日、平荘小学校の4年生を対象にした福祉教育が実施されました。視覚障害者理解を目的にした学習ということで、ゲストティーチャーとして加古川市視覚障害者福祉協会の山本会長とガイドヘルパーもされているボランティアの有川さんが招かれました。

 山本会長が、最初にピアノ伴奏で校歌を演奏されると、会長の周りに子どもたちが集まり校歌を歌い始めました。

 アイマスク体験も同時に実施され、アイマスクをつけた子どもたちと山本会長が一緒に卓球するなど、子どもたちと会長の関わりの多い福祉学習となりました。

 子どもたちからの質問では、「家ではどのような生活をしているのですか?」「ご飯は、どうやって食べるのですか」など、子どもたちが素直に感じたままの質問があり、会長は「子どもたちが素直に感じたままで質問だったことが良かった。」とおっしゃられていました。

 今回の平荘小学校の福祉学習では、子どもたちとゲストティーチャ−との距離が近い福祉学習は、子どもたちの緊張もほぐれ、素直な意見が出るのではと感じました。
 前回、初めてお邪魔した平岡東小学校6年生と今回の平荘小学校4年生の福祉学習を取材して、やはり福祉学習は形式的なものよりも、ゲストティーチャ−との関わりから、子どもたちが素直に感じたままの気持ちや考えを尊重できる学習が大切なのではと感じました。
子どもたちのたくさんの気づきを感じることが出来て、嬉しい1日でした。