松風会 総会

 先日、ボランティアグループの「松風会」の総会が開催され、お招きを受けたので行ってきました。
 この「松風会」は、今を遡る23年前に、加古川市内の各町内会(自治会)におかれている社会教育・福祉教育推進員の浜手地域の方々が、推進員の任期を終えた後、「せっかく社会教育や福祉教育に関わったのに、このまま地域のことやボランティア活動に関わらないのは、もったいない」という思いのもと、社会教育・福祉教育推進員のOBの方々が中心となり結成され、現在は社福推(社会教育・福祉教育推進員)のOBの方だけでなく、松風会の活動に賛同する方々が入会され、会員数も100名を数えるボランティアグループとなっています。
 主な活動内容は、県が設置している「松風公園」の清掃活動(この松風公園には、16年前の阪神・淡路大震災の時に仮設住宅が設置され、松風会の皆さんには、仮設住宅の支援活動にもご協力頂きました。)、しおかぜ遊ing(活動場所が、海が近いということもあり、地元漁連のご協力を得て、漁船を数隻チャーターして、市内の知的障害者施設や作業所の利用者の方の遊覧するイベントを実施しています。遊覧後は、石原軍団ではないですが、松風会も得意とするカレーの炊き出しが振る舞われます。)、松風会の皆さんには、台風水害(兵庫県内で被災のあった洲本市西脇市佐用町等)の際は、災害復旧支援ボランティアとしてもご協力を頂きました。 
この「松風会」の総会の議事終了後、「南三陸町の模様やボランティアの活動の内容、今、私たちに出来ることというテーマで、会員を対象に話をして欲しい」と依頼を受けていたので、私自身、人前で話すのは苦手なのですが、ご依頼をお断りするわけにもいかないですし、被災地を目で見て、耳と心で聴いて、肌で感じた者として、少しでも被災地の現状をお伝えすることも大切なことなので、今回は初めてパワーポイントを作成して、映像を交えお話をしました。

 皆さん、頷きながら熱心にお話を聞いて頂いたのであっという間に持ち時間が終了しました。

 この度の「東日本大震災」の被災地の現状などを話をして欲しいというご依頼を、様々な所から頂いていますが、すべてにお応えできないこともあると思います。
 担当者は、人前で話すのが苦手で、ものすごく緊張しますので、ご寛容の程を・・・。(笑)