兵庫信用金庫 東加古川支店 職員研修

 先日の兵庫信用金庫加古川支店さんの職員研修に引き続き、今回は東加古川支店へ「福祉体験」のレクチャーにお邪魔してきました。


 


 今回は、職員の皆さんが分かれて、「店舗周辺の車いす体験」・「アイマスク体験と手引き体験」・「高齢者疑似体験と車いすでの信用金庫内での移動」の3班で体験というメニューでした。


 


 最初に、「社会福祉協議会について」の説明と、今日の体験メニューのオリエンテーションの後、早速体験へ。


 


 普段、慣れている店舗内とは言っても、アイマスクをして歩くと手引きがあっても、皆さん不安なようです。
 体験されたことで、お互いの信頼関係が深まったのではないでしょうか。

 今回は、アイマスクをしたままで、金種を確認して「1万円」「5千円札」「千円札」に分けて、金額がいくらあるかという体験にもチャレンジして頂きました。


 


 


 普段の業務で、お金を数えている皆さんも、アイマスクをした状態で数えるとなると、さすがに勝手が違うようです。
 多くの皆さんに体験して頂きましたが、金種と金額がピッタリ合ったのは、なんと2名だけという結果になりました。


 


 体験後のふりかえりとわかちあいでは、「車いすに乗って、目線が低くなるとATMの操作がしにくいことがわかりました。」「車いすに乗った状態では、入出金の伝票が取りにくく、書きにくい」「アイマスクをして店内を歩いてみると、わかっている建物の中でも、不安だった」など、多くの気づきを全員で共有する機会となりました。


また、多くの体験の中で、普段どのような場面で高齢者・障がい者等のお客様が弊害を感じ、困っているかを体験し、どのようなサポートが適切か、どのような店舗の整備が必要かなどを話し合いました。
 兵庫信用金庫さんでは、今後も福祉体験を通じて、社会貢献活動を継続して生かされるそうです。