5日目

 今日の午後、近畿ブロック社会福祉協議会の職員派遣第18クールのメンバーが、気仙沼市災害ボランティアセンターに到着しました。
 この間到着したばかりだと思っていましたが、もう次のクールへの引き継ぎです。それぞれのセクションごとに引き継ぎをしながらの実務なので、午後からは各セクションが倍の体制で動いています。
 こちらに到着して、災害ボランティアセンターの業務について感じたことは、従来の泥出しや家屋内整理などの津波の影響による水害系の災害ボランティアセンターから、本来の社会福祉協議会の業務である地域支援に重点を置いた災害ボランティアセンターへの移行期であるということでした。
 被災された方から上がってくるボランティアニーズも、泥出しや家屋内の清掃等の災害の復旧ニーズから、避難所においての話し相手や高齢者の方の外出介助を始めとする生活ニーズが増え始めています。
 この気仙沼市に全国各地からかけつけて下さるボランティアの皆さんも、1日に100名弱の方が活動を展開して下さっています。
 災害ボランティアセンターの業務の中では、被災した地元社協や被災された方の思いを大切にしながら、自分自身の思いだけで突っ走らないように心掛けていました。
 まだまだ、こちらに残って関わり続けたいのですが、地元社協の自分の机の上のことを考えるとぞっとします。すごく寂しいような気持ちですが、第18クールの皆さんに思いを託して、地元社協に戻ります。27日の午後には、こちらを出発して宮城県社会福祉協議会において、宮城県内の各市町に派遣されている職員の皆さんとの報告会です。
 報告会で情報を共有して、バスに乗っての長旅となります。
 “がんばっぺ 気仙沼市まだまだ長期での支援活動が必要だと思います。また、こちらに戻ってきたいと思います。