福祉教育

 加古川市内の幼稚園・小学校・中学校では、総合学習の一環として福祉教育の時間が組まれ、各校園において、カリキュラムが考えられ、授業が実施されています。
 そんな中授業を企画される段階で、学校園からボランティアセンターへ内容についてのご相談やゲストティーチャ-のコーディネートをご依頼されることもあります。
 そのような中、企画段階でご相談を受けていた今日は平岡東小学校の6年生の総合学習が実施されました。

 障がい者理解を目的に、生き方を学ぶということで加古川市身体障害者福祉協会の森岡さんに講話をして頂くという内容で、6年生の児童の皆さんが、熱心に話を聞きました。

 講演では、障がいになった経緯や車イス生活での楽しいことと悲しかったことを、子どもたちに優しく語りかけ、挨拶すること声をかけてくれることが一番嬉しいことなんですと伝えておられました。
 講演終了後は、子どもたちからは「外では車いすですが、家ではどのようにされているのですか?」「出かけた時に、電動車いすを止めれるような場所はあるのですか?」などの質問が出され、森岡さんは子どもたちの質問に丁寧に応えておられました。
 
 子どもたちには、たくさんの「気づき」があったようです。