普通救命講習会
加古川市ボランティアセンターがある加古川市総合福祉会館は、加古川市より指定管理の委託を受けて、社会福祉法人 加古川市社会福祉協議会が運営しています。
加古川市内には、各地区にある公民館を始め、たくさんの公共施設があります。その公共施設には、万が一の事態に備えてAED(自動体外式除細動器)が設置されています。
今日は、市内の公共施設の職員を対象とした「普通救命講習会」が加古川市防災センターで開催されたので、職員研修を兼ねて参加してきました。
①傷病者を発見
②周囲の安全を確認し、安全を確保する。
③傷病者に対して「大丈夫ですか?」と肩を叩きながら呼び掛ける。
④反応が無い場合は、周囲に助けを呼び、119番通報とAEDの手配を依頼する。
⑤傷病者の顎を上げて、気道を確保して傷病者のおでこに手を当てながら、口元に顔を近づけ、胸の動き等を観察しなが、約5秒間呼吸の確認をする。
⑥傷病者の呼吸が感じられない場合は、人工呼吸を2回実施する。
※圧迫は強く、速く(約100回/分)、絶え間なく 圧迫解除は胸がしっかり戻るまで。
⑧胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせを、救急車の到着、AEDの到着まで続ける。 このような流れを実技で体験して、習得します。3時間の講習を受けて、最後には、一連の流れを覚えて出来るかを試すテストを受けて、見事パスすると「普通救命講習修了証」が授与されます。
私たち職員も真剣に取り組んで、普通救命講習修了証を頂くことができました。施設内で、今日学んだようなことを実践するような事態は起きて欲しくありませんが、いざという時に実践し行動できるように平素から心がけていきたいと思います。