東播磨くすの木学級「加古川教室」 第3日目&閉級式
昨日は、東播磨くすの木学級「加古川教室」第3日目&閉級式が開催されました。
午前中は、マザーリーフ代表の中尾ます子先生の『マナーって何・・・?こんな時どうする!』をテーマに、実技を交えながらの講義でした。
マナーとは・・・
○○しなければならない、○○するべき、○○しないとはずかしいというものではなく、相手に不快感を与えないために「思いやり」・「気配り」・「心配り」などのあなたの心を表現するもの。人を思いやる心は目に見えません。それを目に見える「形」にして「相手を大切に思う心」を表したものだそうです。
割り箸の正しい割り方や告別式の際の焼香の正しい方法、献花の正しい仕方などを実際に実技を交えながらのお話となりました。
洋食を食べる時の、パンの食べ方まであるというのには驚きました。
午後からは、「自然エネルギーの将来について」と題して、兵庫県立大学大学院 シュミレーション学研究科 非常勤講師の横山孝雄先生の講義となりました。
世界中で二酸化炭素の排出量を減らす取り組みがなされていますが、加古川市の総排出量は・・・。
加古川市内の一人当たりの排出量は、1990年度では25.2t/年、2007年度には、62.2t/年となっており、残念ながら2007年度では、兵庫県下で1位の排出量となっています。
その二酸化炭素の排出量を減らす上でも、「太陽エネルギー」・「風力エネルギー」・「地熱エネルギー」・「小水力エネルギー」・「バイオマスエネルギー」等の地域エネルギーを自給する必要がありますが、2008年度現在の加古川市のエネルギー自給率は、なんと0.61%。
これから、地産地消のエネルギーを考えていく必要があります。
午前・午後と大変有意義な講義となりました。この日の学習会で、東播磨くすの木学級「加古川教室」は3年間にわたる加古川の当番が終わりました。来年度は、稲美町が当番で開催される予定です。
運営委員の皆さん、お疲れ様でした。