朗読(音訳)ボランティア スキルアップ研修
加古川市ボランティアセンターでは、点訳・朗読(音訳)・手話、要約筆記・施設・広域・老人給食の分野で、51グループ、2,150人のボランティアさんが登録して、日夜、加古川市の地域福祉向上に向けて、様々な活動を展開しています。
ボランティア活動をする中でも、活動中の学びや気づきがありますが、ボランティアさん自身のスキルを磨く機会として、各分野ごとに、ボランティアさん自らが企画・運営・実施する「分野別スキルアップ研修会」を開催しています。
今日は、朗読(音訳)ボランティアの皆さんが、スキルアップ研修を開催されるということで、お邪魔してきました。
講師には、姫路エリアを中心に流れているFM GENKIのパーソナリティの西田理恵さん(詳しくは、http://fmgenki.jp/personality/nishida_rie.html)をお招きしての研修会でした。
西田さんは、姫路市出身。NHK杯全国高校放送コンテスト朗読部門・NHK会長賞受賞。姫路市発行「声の広報ひめじ」の録音制作は、高校時代から現在も続いているそうです。短大卒業後、NHK姫路放送局勤務を経て、朗読講師として独立。2001年から神戸新聞文化センター朗読講師、姫路シティFM21「FMゲンキ」パーソナリティ。2008年からは、ヘルマンハープとの競演で新境地の朗読公演を目指しておられます。
西田さんとヘルマンハープのコラボによる、朗読研修会となりました。
ヘルマンハープとは・・・
ドイツのヘルマン=フェー氏がダウン症を背負って生まれた息子のために、約20年前に生み出したバリアフリーの楽器です。
弦と本体の間に楽譜をはさみ、丸い印にそって上から下へ指ではじき演奏します。ですから、従来の楽譜の知識は必要なく指1本で、誰でも演奏を楽しむことができる楽器です。
朗読とヘルマンハープのコラボという初めての試みの研修会でしたが、参加されたボランティアの皆さんは、ヘルマンハープの優しい音色に癒されながら、皆さん笑顔で朗読をされながらの、心温まる研修会となりました。
きっと、皆さん身も心も癒されたので、これからの朗読(音訳)テープやCDに、今まで以上に優しい声が録音されるかも知れません。(笑)
これからの、朗読(音訳)ボランティアの皆さんの活躍が楽しみになるような研修会となりました。