平荘小学校4年生 〜視覚障がい者理解と点字体験〜
先日、加古川市立平荘小学校において、2日に分けて「視覚障がい者理解」と「点字体験」に4年生の皆さんが取り組まれるということで、お邪魔してきました。
「視覚障がい者理解」ということで、加古川市視覚障害者福祉協会の山本会長から、普段の生活の話や接する時の言葉かけなどをお話して頂いた後、早速、ペアを組んで手引きの体験をしました。
子どもたちは、アイマスクと白杖を使って、体育館内の中に設置した段差を越えたり、「サウンドテーブルテニス」を体験する中で、視覚障がい者理解に繋がったようです。
2日目は、「点訳体験」の授業が実施されました。
校区の公民館で活動している「両公せせらぎ」と志方公民館で活動している「ともしび」さんがゲストティ−チャ−で招かれました。
子どもたちがよく知っている「ハリーポッター」も上巻1巻を点訳すると・・・
8冊の点訳本になります。
基礎的なことを学んだ後は、点訳の50音表を見ながらの「点字クイズ」です。
最後は、「点字名刺」づくりをしました。
子どもたちは、興味・関心を示しながら、一生懸命に点訳作業を進めていました。
子どもたちの心に蒔かれた優しさの種が、大きな花を咲かす日が楽しみです。
おまけの話 授業を終えて、教室から会議室へ移動の途中、こんな階段を見つけました。こんな階段を見ながらの教室への移動って、児童の皆さんも毎日の学校生活が楽しいだろうなあと思ったひと時でした。