小学校での福祉学習の取り組み 〜手話を学ぶ〜
市内の学校園では、視覚障がい者理解・聴覚障がい者理解・身体障がい者理解・高齢者理解などの福祉学習に取り組まれています。
そのような中、先日、平岡小学校4年生と東神吉南小学校2年生の児童の皆さんが、聴覚障がい者理解を目的に手話を学ばれるということで、お邪魔してきました。
平岡小学校も、東神吉南小学校も児童たちには、事前の宿題として、「テレビを音を消した状態で見て、感じたことを発表する。」という宿題が出ていました。
▲普段、家でインターホンや電話のベルが鳴るとパトランプが回ったり、ストロボがフラッシュする機械に、子どもたちも興味津々です。
音楽会での進行のシナリオに手話をつけて発表したいということで、その言葉にも手話をつけて頂いて学ぶことができました。子どもたちも覚えようと必死になってました。
一方の東神吉南小学校は、2年生を対象にした手話の学習。
ちょっと、2年生には難しいかな・・・。と思いながらも、先生たちも身振り手振りや空文字で、伝えることに挑戦。
最後は、音楽会に向けて、「世界中のこどもたちが」に手話をつけて歌うということにチャレンジしました。2年生の子ども達も、立ちあがって歌う時は、すごく元気良く表現してました。
聴覚障がい者理解という点では、コミュニケーションを図るための手話を楽しく学ぶことから、裾野が拡がっていくということを実感した2校の取り組みでした。