救援物資について

 現在は、加古川市加古川市社会福祉協議会では救援物資の受付は行っておりません。
 しかし入ってくる情報によると現在、被災地において希望の多い物品は、

・女性用下着  ・生理用品  ・紙おむつ  ・高齢者用オムツ ・タオル ・飲料水
・粉ミルク(缶ではなく、スティックタイプ) ・尿漏れパッド ・目薬 ・使い捨てカイロ などです。

被災地に物資を送付される場合は、下記のことにご注意下さい。
・支援物資は必ず未使用のもの。
・毛布と防寒着については、未使用にこだわらないがクリーニング済みであり、サイズや性別がわかるもの。(1枚ごと、1着ごとに圧縮袋でペチャンコにしておいてもらえれば、運搬にとても便利です。現地での仕分けの手間を省くため。)
・送付時に、使用期限が残り1ヶ月以上あるもの。
・1つの段ボール箱には、1種類の物資を入れる。
段ボール箱には、側面の4面に、中身の種類・数量・サイズを記入。
(特にダンボールは積み上げてしまうので、上面ではなく側面に大きく記入する)が原則です。青字は各社協や市役所でのまとめ作業の方への配慮となりそうですね。

 阪神淡路大震災の時は、救援物資による「被災地を襲う第二の災害」と言われたのは、使えないようなものやゴミのようなものまで大量に送られてきて、それらを手にした被災者の方がとても悲しい気持ちになったのです。人間は誰しも、見知らぬ人の使用済みの下着なんて身につけたくないと思います。
 それから次から次へと届く物資の、仕分けのための場所や人手・時間がとても大きな負担となり、使えない物資の処分費用も相当な額になったのです。
 せっかくの支援物資なのに、そんな贅沢を言うな!!という声もありますが、人手も場所も気持ちも余裕のない被災地で、善意を生かすためのちょっとした、でもとても大切な気遣いです。
必要な物資は避難所ごとに違うので、なるべく仕分けの手間がかからぬようご協力をお願いします。そして、少しでもたくさん送りたいのは山々でしょうが、お家にあるものをお願いします。
買い求めてまで準備をお考えでしたら、それは、ご近所の高齢者や乳幼児のご家庭にご迷惑です。
それならば、運搬費もかからず、必要な物資や何にでも変換できる『義援金』や『募金』にご協力をお願いします。


被災地への支援物資について
現在、被災地では受入環境が整っていないため、個人の方からの支援物資は直接の受け付けができない状況にありますが、都道府県庁を通じて被災地に送ることが可能です。
都道府県ごとに受付品目や受付方法が異なっていますので、都道府県庁のホームページにてご確認いただくようお願いします。

加古川市内では、NPOのFREE HELPさんが支援物資を受け付けて下さいっています。
詳しくは、http://freehelp.exblog.jp/13205365/をご覧下さい。