売り子さんの平均年齢は?

 加古川市社会福祉協議会では、平成12年度より、地域で取り組む『ふれあいいきいきサロン』へ、立ち上げ時の支援をし、現在では、市内で100か所以上サロンが開設されています。
 先日、別府町新野辺第9町内会夕涼み会が開催されたので、行ってきました。
 
 会場内は、地域の少年隊や支部PTAの方々による模擬店で賑わっていたのですが・・・・・。

 なんと、新野辺第9町内会で開催されている「いきいきサロン第九」のメンバーの皆さんも模擬店を出されていました。
 世話人の方にお話を聞くと、「今日の模擬店には、20人くらい参加して頂いています。この模擬店の売り子の皆さんの平均年齢は、80歳近くになると思います。」と聞いて驚きましたが、皆さん、暑い中でしたが、笑顔で元気に声を出され、飲み物アイスクリームの販売、輪投げをされていました。

 会場内には、東日本大震災義援金も設置され、たくさんの方にご協力を頂きました。ありがとうございます。
 夕涼み会のプログラムも盛りだくさんで進められていました。
 
 昨年、別府公民館で誕生した「おやじバンド」の皆さんによる演奏から始まり、踊っこの皆さんによる踊りの披露がありました。
 プログラムの中でも、サロンの皆さんが参加されたプログラムが、「踊り」の時間でした。
 実は、この「いきいきサロン第九」では、いきいきサロンの歌「年輪笑歌(おとしでしょうか)」という歌を参加メンバーの方が作詞・作曲され、世話人の方の声が入ったCDが作られています。(詳細は、社協だよりNo.193号表紙をご覧下さい。)
 サロン開催時には、毎回この「年輪笑歌」を全員で歌っておられるそうですが、今回の夕涼み会では、なんとこの歌に合わせて踊るというプログラムが用意されていました。
 地域の中に、根付き定着している「ふれあいいきいきサロン」。世代を越えて、地域がひとつになっている取り組みを肌で感じることが出来た1日でした。