年の暮れの恒例行事
以前は、年の暮れ押し迫ると、すこし田舎の方へ行くと、12月30日あたりには、蒸篭を蒸す煙が立ち、至る所から「ヨイショ!」と掛け声が聞こえ、「餅つき」をする光景が、至るところで見ることができましたが、最近では、「餅つき機」や、スーパー等に行くと、小餅やお鏡が販売されているので、杵と臼を使っての餅つきの光景を見れることが少なくなりました。
そんな中、障がい者支援センター てらだで、餅つき大会を開催するということで、お手伝いのボランティアさんと共に、お邪魔してきました。
この餅つき大会は、施設が出来てから毎年開催され、地域の方にも開放されたくさんの方が来られます。普段利用者の皆さんが、作られている葉ボタンや野菜の即売や、おはぎの販売の他、寒い中での餅つき大会ということで、豚汁が振る舞われました。
餅つきは、つく前の小づきがポイントであります。
いかに、小づきでもち米をつぶしていくかで、お餅が綺麗につき上がるかが決まります。
利用者の皆さんや、地域の子どもたち、そして高校生のボランティア、そして私もつかせて頂きました。
餅つきと同時進行で、地域の子どもたちが楽しめるようにと別のプログラムも用意され、輪投げやコマ回しなど盛りだくさんのプログラムが展開されていました。
やはり、蒸篭でもち米を蒸しながら、杵と臼で餅をつく。このような場を持つことで、多くのふれあいが生まれる。こんな暮れのひと時を大切にしたいですね。
そんな思いを持ちながら、障がい者支援センターてらだを後にしました。
ボランティアの皆さん、早朝からありがとうございました。