復興祈願 千羽鶴と共に

 この度の千羽鶴プロジェクト」にお寄せ頂いた折り鶴2万5000羽と、竹炭と共に、7月1日の夕刻、加古川市社会福祉協議会理事事務局長ボランティアグループ役員の方と4名で、陸路宮城県南三陸町へ行ってきました。

 多くのボランティアの皆さんにご協力頂き、皆様から寄せられた折り鶴が連となって、車に積むと・・・

 このように、後が全く見えない程の満載状態となりました。
 夕方に出発して、高速道のサービスエリアで休憩をはさみながらの東北への道程です。走行しながら、日本の広さを痛感しました。

▲2カ月半前の職員派遣で来た時の福島県磐梯山のサービスエリアは雪景色でしたが、今回は、涼しいくらいの気候でした。
 東北道をひた走り、一路南三陸町へ。

 2カ月半前に訪れた時より、町の中の土砂等が、随分と片づけられていました。町の中を通り抜けて、南三陸町災害ボランティアセンターへ。

 大型テントの中の配置も、使いやすい形で配置換えをされて、活気があるセンターとして活動が継続されていました。
 
 今後の南三陸町社会福祉協議会への支援活動について、協議しました。(今後、具体的に進めていく予定です。詳細が決まれば、またお知らせします。)
 協議の後、市民の皆さんから寄せられた千羽鶴と共に、避難所を回ることになりました。現在、町内に開設されている25か所の避難所全てを回るのが難しい状況でしたので、今回は、入谷中学校志津川中学校志津川高校旧荒砥小学校の4か所の避難所へお届けし、残りの21連を南三陸町災害ボランティアセンター地域支援班の方々が配って頂くことになりました。
 
 皆さんから、お寄せ頂いた折り鶴は、各避難所において大変喜んで受け取って下さいました。ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます。このブログという場を借りて、厚くお礼を申しあげます。
 避難所を4か所回った後に、「思い出探し隊」の皆さんが洗浄して乾かした写真やアルバム等の品物の展示会が開催されているということで、展示会場へ向かいました。

 たくさんの写真が、拾われた地域ごとに分けられて展示されていました。1つでも、多く南三陸町の方々の手元に戻ることを祈るばかりです。
 折り鶴以外に寄せられた品物も併せてお届けすることができました。

 仮設住宅の建設も、随分と進んでいましたが、まだまだ息の長い支援が必要だと思います。
 「がんばっぺ!南三陸町

追伸:今回のこのお届けした模様は、なんと地元南三陸町に開設されたコミュニティFMでも紹介されたそうです。(残念ながらON−AIRは聞けませんでしたが・・・。南三陸町災害ボランティアセンターブログでも、紹介して頂きました。詳しくは、http://msv3151.c-bosai.jp/?module=blog&eid=20094&blk_id=15734