平岡南小学校 福祉学習 〜4年生 点字体験〜

 市内小学校中学校では、学校行事である運動会音楽会が終わり、総合学習の一環としての福祉学習の取り組みの時間を持つ学校が多く、ボランティアの皆さんが、市内の小学校へゲストティーチャ−として招かれる機会も、毎年、10月・11月に集中します。
 今日は、加古川市立平岡南小学校4年生点字体験をしたいということで、点訳グループ「東加古川公民館 せせらぎ」さんが、ゲストティーチャ−に招かれました。
 平岡南小学校4年生は、5クラスあるので、「せせらぎ」の皆さんは、1日仕事です。
 1・2組の児童の皆さんが、1・2時間目3・4・5組の皆さんが3・4時間目という形で授業が進められました。

    

 まずは、点字の基本を子どもたちに伝える所から授業が始まります。め打ちと呼ばれる作業、50音の規則性など・・・。

    

 グループのメンバーの皆さんも、教室内を回りながら、子ども達に丁寧に指導されていました。
 低学年高学年の間の4年生の児童の皆さんに、点字を分かりやすく伝えるというのは、中々難しいことですが、こうして学校の依頼に応じて、子どもたちに点字を分かりやすく教えるということで、指導する楽しみを感じながら、指導するスキルが年々向上されているので、福祉学習にボランティアの皆さんが関わることが、学校にもボランティアにとっても良い効果があって、相乗効果があることを実感しました。

    

 一生懸命に点字を覚えた児童の皆さんは、授業の最後に点字名刺づくり」に挑戦して、学校名と自分の名前が入った名刺が出来上がりました。

    

 

 身の回りにある点字や50音の点字に触れたことで、今日の授業では、子ども達に多くの気づきがあったと思います。
 今日作った点字名刺」をお家に帰って、お父さん・お母さんに見せてあげて下さいね。