神野小学校 親子ふれあい福祉体験活動 〜4年生〜
今日は、神野小学校の4年生の児童と保護者の皆さんが、「親子ふれあい 福祉体験活動」に取り組まれるということで、お邪魔してきました。
今回の福祉体験活動には、加古川市視覚障害者福祉協会の山本会長とガイドヘルパーの有川さんが招かれました。
山本会長から、視覚障害者理解に向けて、普段の生活の話や移動の方法などが、ざっくばらんに語られました。
透明のガラスコップに、ジュースが並々と注がれると、会場から歓声が上がりました。
会長がお一人で舞台に上がり、ピアノを演奏されると、児童・保護者の皆さんから驚きの声が上がりました。
会長の話に続いては、有川さんから視覚障害者の手引きの話が説明され、手引きを実演して頂きました。
そして、本日のメインである親子体験は、手引き体験をすることになりました。
当初は、アイマスクを着けた児童を保護者が手引きするだけの予定だったのですが・・・・
保護者がアイマスクを着けて、児童が手引きするという形にも挑戦して頂きました。前半の子どもを手引きしている時の保護者の皆さんの様子が、手引きされる側になると一変しました。どの保護者の皆さんも、オドオドと歩きながらも、「どこを歩いてるか、ちゃんと説明して!」と普段の親子関係が逆転している様子がとても、微笑ましい光景でした。
最後は、児童・保護者の皆さんからも、たくさんの質問が出され、親子学習の中でも、たくさんの「気づき」がお土産となりました。
神野小学校では、各学年毎に、保護者と学校が相談して授業内容を企画されているそうです。4年生の児童と保護者の皆さんの終了後の笑顔が印象的な福祉体験学習の1コマでした。