加古川市総合福祉会館 自衛消防訓練

 加古川市ボランティアセンターのある加古川市総合福祉会館は、加古川市からの指定管理者という制度に添って、社会福祉法人 加古川市社会福祉協議会管理委託を受けて運営しています。
 加古川市総合福祉会館は、公共施設なので、消防法に添って社会福祉協議会職員で、自衛消防隊が組織され、社協理事長を管理権原者として、防火管理者を筆頭に、指揮係通報連絡係消火係避難誘導係応急係で構成されています。
 自衛消防隊には、年間2回の訓練が義務付けられていますので、昨日、通報訓練避難誘導訓練消火訓練を含めた大規模な訓練が実施されました。

 加古川市総合福祉会館の1階食堂付近から、出火したという想定の中、訓練が始まりました。実際に、「119番通報」をして、館内の利用者の皆さんを屋外へ誘導。

 

 人数確認負傷者の有無を確認しました。訓練で、館内放送をしてから誘導という流れとなっていたので、利用者の皆さんが、職員の誘導よりも先に避難してしまうという課題が出ましたが、比較的スムーズに、屋外へ皆さん避難されました。
 屋外に出て来られた利用者の皆さんに、実際に体験して頂くという趣旨で、水消火器による放水訓練を実施しました。

 

 「いざという時に、どう動くか。」「利用者の安全」を、私たち職員は最優先に考えていく必要があります。
 今回の訓練で見えた課題を共有しながら、皆さんに安心して利用して頂ける施設を目指したいと思います。 
 昨日の利用者の皆さん、訓練へのご協力ありがとうございました。