ボランティアセンター運営のための情報交換の場
社会福祉協議会は社会福祉活動を推進することを目的として様々な事業に取り組む民間組織です。市町の社会福祉協議会は、福祉に関する住民の身近な相談窓口として、各市町に設置されています。
社会福祉協議会には、市民へのボランティア活動の啓発やボランティアの養成、またボランティアをしたい人と求める人をマッチングするボランティアセンターが設置されています。
この度、加古川市を含めた3市2町(高砂市、稲美町、播磨町、明石市、加古川市)のボランティアセンター担当者の情報交換の場として開催されている連絡会に参加してきました。(この連絡会は、加古川市ボランティアセンターの呼びかけにより、令和4年度より立ち上がりました。)
コロナ禍で思うように活動ができないボランティア活動をどのように促進しているのか、災害ボランティアセンターとしての機能を果たすべく各ボランティアセンターが準備していることなどについての意見交換がありました。
他市町のボランティアセンターの取り組みを情報交換することで、加古川市でも取り組んでいきたいアイデアを知ることができ、有意義な時間となりました。
実習生と地域のサロンへ!
加古川市社会福祉協議会では8月15日~9月16日の1か月、社会福祉士を目指す2人の実習生(大学生)を受け入れています。
8月29日には実習生と一緒に、地域の方々が気軽に集える居場所づくりに取り組む「石守団地ボランティア徳(ふれあいサロン)」の見学に行ってきました。
地域の皆さんは温かく迎え入れてくださり、参加している方々とお話をすることで、ふれあいサロンの雰囲気や活動内容を知ることができました。
実習生からは、「これまで持っていたサロンのイメージと、今回参加することで感じたサロンを比較することができ、より学びを広げることができた」との感想がありました。
また、「石守団地ボランティア徳」では、加古川市社会福祉協議会が実施している“地域づくり応援助成金”を活用して活動しており、助成金で購入した備品等も紹介していただきました。少しだけでも地域の方々が集まりやすい場所のサポートができていることに嬉しく感じました。
地域の皆さん、温かく迎え入れていいただきありがとうございました。
兵庫大学出前講座
7月21日(木)兵庫大学 生涯福祉学部 社会福祉学科で社会福祉を専攻する学生さんにむけて「ボランティアセンターの役割と大学生ボランティアの可能性」というテーマで講義へ行ってきました。
ボランティアをしてみたいけど、どこに相談したらいいかわからない…
どんなボランティア活動があるのか知りたい…
学生の皆さんは、ボランティアをしたい気持ちがあっても、きっかけがわからないことで活動に一歩踏み出せていないことがあることを知りました。
講義では、どんなボランティア活動があるのか、ボランティア活動後の振り返りなどのサポートもできることをお伝えしました。
また、大学生の強みをいかしたボランティア活動では、大学での学びを通して把握する地域課題に対し、自分たちはどのようなことができるのか、を考えることで先駆的なボランティア活動につながっていくことをお話しました。
講義終了後には、何名かの学生さんが直接声をかけてくれ、ボランティア活動に興味を持っていること、ボランティアセンターへ行こうと思う、と伝えてくる場面も!(嬉しい!)
若い世代の皆さんがボランティア活動に積極的に参加することは、加古川市のボランティア活動のより一層の充実につながると思います。
そんな学生ボランティアをサポートできるボランティアセンターでありたいと感じました!
素敵な音色のオカリナ演奏
7月20日(水)にレクリエーションボランティア サンヒルオカリーナさんの活動を見学してきました。
サンヒルオカリーナさんは高齢者施設・障がい者施設・病院でオカリナ演奏をしているグループです。
今回はデイサービスセンターのあえる加古川北で活動をし、6名のメンバーさんが計14曲を演奏してくださいました。
当日演奏プログラムを紹介します!
初めてオカリナの音色を直接聴きましたが素敵な音色ですね。
デイサービスの利用者さんも歌詞を口ずさんだり、手拍子をしたりととても楽しそうで、一瞬にして時間が過ぎていきました。
コロナ禍ということで対面演奏が難しい時には、動画を撮ってDVDを施設に届けられているそうです。直接会えなくても途切れることなく音楽を届けられるって素敵ですね。
また、今回のように直接会って演奏すると、音楽を肌で感じることができました。それぞれ良いところがあって素敵ですね。早くコロナが落ち着いて、今回のような場がたくさん増えていくと嬉しいなと思いました。
サンヒルオカリーナさん、あえる加古川北の皆さんありがとうございました。
参加者募集!
加古川市社会福祉協議会では、市内在住、在学の中学生・高校生の皆さんを対象に「 夏休み まなび場 ~福祉ってなんだろう~ 」を開催します。
このイベントでは、市内在住の障がい当事者、簑田由美さんをお招きし、ご自身の障がいや、生活のなかでの困りごとについての講演をいただき、障がいのあるなしに関わらず、誰もが暮らしやすいまちにするために、皆さんと一緒に何ができるのかを考えたいと思います。
また講演に加えて、動画プログラムとして、自分たちの街のバリアフリーの現状について考える機会を設けています。障がい者の皆さんが移動の際にどのような場面で困ってしまうのか、そのような場面ではどんな声かけやお手伝いができるのかについて考えたいと思います。
中・高生の皆さん、福祉を身近に感じられる時間を一緒に過ごしませんか!
たくさんの学生さんのご参加をお待ちしています!
参加ご希望の方は下記連絡先までお問い合わせください。
TEL:079-424-4318 FAX:079-425-4711
Mail:kakogawa-vc@kakogawa-shakyo.jp
スマホ活用法をマスターし、ボランティア活動の充実を目指す!
加古川市ボランティアセンターに登録している個人・グループボランティアさんを対象に「登録ボランティア研修会」を開催し、58名の皆さんに参加していただきました。
研修テーマ「ボランティアに役立つスマホ講座 ~情報管理セキュリティー【実践編】~」と題し、昨年度も同研修会スマホ研修でお世話になった、エリンサーブ加古川オフィス 増田真人氏より、実際にスマホを操作しながらボランティア活動に役立つスマホの活用法を学びました。
前回研修会後のアンケートで参加者の皆さんからの声が多かった、「セキュリティーに関すること」では、スマホの画面操作にロックをかける方法や、便利なWi-Fi利用に関する注意点、携帯電話が動かなくなったり、水没してしまった時の対処法など、普段私たちが何気なく使っているスマホを守る方法を教えていただきました。
参加者の皆さんからは「スマホの安全な利用のため、今日の研修を生かしてセキュリティー設定をしてみます」といった感想が聞かれました。
また、「LINE活用法」のお話では、LINEでお友達登録をする際の設定注意点や画面を大きく見やすくする方法、知らない人から通知が届いた際の対処法など、LINEにまつわるトラブルから身を守る方法について教えていただきました。
講演を聞き「LINEを使ったことがないから、登録してみたい」という積極的な参加者さんからのリクエストがあり、研修中にアカウント作成のお手伝いをする場面もありました。
今回の研修会では、安心してスマホを利用するための多くのヒントを聞かせていただきました。
研修会後には、増田さんのまわりにボランティアさんが集まり、個別相談をされている様子が印象的で、スマホ活用への関心の高さを感じることができました。