加古川小学校 4年生福祉学習
先日、加古川小学校の4年生が視覚障がい者理解の学習で、視覚障害者福祉協会の会長が講話されるということで、お邪魔してきました。
4年生の皆さん、真剣にメモを取りながら、お話を聞いていたのですが、視覚障害者協会の会長は、突然、席を立ち体育館の舞台に上がられました。
子どもたちも、「誰も、案内していないのに一人で上がられている。」「すごい!」と館内がざわざわとした時でした・・・。
ピアノの前の椅子に座られて、子どもたちが良く知っている「ビリーブ」という曲を演奏され始めると、たちまち子どもたちも一体となっての大合唱となりました。
講話の中では、「サウンドテーブルテニス」の実演や、「手引きの方法」、「飲物を自分自身で、どうやって入れるか」など、実技を交えたお話に、子どもたちも目を丸くしながら、話を聞いていました。
2時間目は、会長への質問タイムでしたが、たくさんの子どもたちからの質問に、丁寧に分かりやすく応えておられる姿が印象的でした。
きっと、子どもたちの心に「やさしさ」の種がいっぱい蒔かれたことと思います。