師走になりました。
師走に入り、町の木々も、秋の装いから冬への装いに変わり、会館の前にある「銀杏」の木も、黄色く色づいています。
また、師走に入ると来年のカレンダーや手帳を買わないとと来年のことを、そろそろ計画し始める時期でもあります。
さて、師走に入ると毎年恒例の活動をされているということで、少しお邪魔してきました。
点訳グループ 東公せせらぎさんが、点字暦を製作されています。
この点字暦づくりは、グループが発足した昭和48年から継続して取り組まれています。
グループ発足当初は、すべて点字版を使っての手打ちで製作されていたそうです。
今では、点字用のパソコンとプリンターで製作できるようになりました。この点字暦を、楽しみに待っておられる視覚障害者福祉協会の皆さんに、楽しんでもらえる内容の記載になっています。
来年(平成24年)の暦の余白欄には、「かこがわ検定」の問題が掲載されています。
ある月の余白欄の問題は、「三島由紀夫の本籍はどこにあった?」という感じで、各月の余白欄に問題が記載されているので、暦に触れながら楽しめるようになっています。
(答えが分った方は、本ブログのコメント欄で解答して下さいね。)
また、暦には付録がついていて、視覚障害者福祉協会の会員の皆様からのリクエストに応える形で、「日本の世界遺産(登録理由とアクセス)」が掲載されているそうです。
この点字暦は、加古川市視覚障害者福祉協会の会員さんに発送される以外に、加古川市総合福祉会館の窓口市内の公民館や公共施設にも発送されます。来年の点字暦は、123部製作されたそうです。
是非、お近くの施設で、点字暦を手に取ってご覧下さいね。