だれかのために役立つものを
11月12日(金)の出前講座をきっかけに、西神吉小学校へ改めて取材に行ってきました。
教室前の掲示板には、先日の出前講座の内容も掲示されていました。授業が終わってからゆっくり見させていただこうということで、教室へ。
西神吉小学校4年生では、「福祉ってなんだろう?」ということから、障がい者が生活の中でどのようなことに困っているのか?を考えたり、困っていることに対してどのような道具があるのか?などの学習を続けられています。
今回の授業は、これまで学習してきた福祉についてのまとめとして、プログラミングを使ってレゴブロックでロボットを作るという内容でした。
子どもたちは、これまで学んできたことを生かして、困っていることを助ける道具を考え、完成に向けてお互いにアドバイスしあっていました。
ロボットを作るにあたって、「だれをイメージして作ったの?」と質問をしてみると、ほとんどの子どもたちが「だれが使っても便利なものを考えました」と教えてくれました。障害の理解を中心に学習を深めてきた中で、障がい者のためにということではなく、だれもが使いやすいものをイメージして取り組んでいる姿にふれることができ、とても嬉しい気持ちになりました。
⇧プログラミングをしている様子
これからも、だれもが暮らしやすい社会のために考えられる気持ちを大切にしてもらいたいと感じました。
西神吉小学校4年生の皆さんありがとうございました。